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部門紹介
看護部
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薬剤科
東尾張病院薬剤科は医療チームの一員として専門知識に基づき、安心してお薬を服用していただくために様々なことに取り組んでいます。
薬剤科の主な業務
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- 調剤業務
- 医師の処方せんに基づいての調剤は、薬剤科の最も重要な業務の一つです。
当院では、内服薬を1回服用分ごとに包装して、お名前と飲む時間を包装ごとに印字しています。 - 薬剤管理指導業務
- 服用しているお薬の作用、副作用、使用方法について説明し、総合的に管理します。
- その他の業務
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- 医薬品情報を収集し、情報を評価する能力をもって医療スタッフに伝える医薬品情報管理
- 薬の品質と在庫の管理を行う医薬品管理業務
- 新しいお薬の開発にも協力する治験業務
臨床心理部門
心の病や悩みに関してともに考え、お手伝いしていく部門です。
臨床心理士の資格を持つ心理療法士が担当しています。
◎カウンセリングとは
心の病や社会生活での悩みをお聞きし、専門家の立場から心理的なサポートを提供するものです。多くの場合、1回につき30分から45分程度の時間をかけて行います。
◎心理検査とは
性格や行動の特徴や、うつ症状の程度や物忘れといった認知症上など、心理検査によって把握する事が出来ます。その結果から、日常の生活の中でどのように過ごせばよいか、ご助言することもできます。
カウンセリング・心理検査ともに主治医の指示により行われます。
まずは主治医にご相談下さい。
放射線科
当院の放射線室では 精神科におけるX線診断部門として、患者さんに安心して検査を受けていただけるように心がけています。
一般撮影
当院では、一般撮影は 胸部・腹部・骨などのX線写真を撮影します。
CRシステムを導入し、X線画像をデジタル処理することにより、高品質な画像提供を行っています。
CT撮影
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CT撮影は X線とコンピューターを利用して体の輪切りの写真を撮影します。
当院では、平成23年度にCT装置を更新し、マルチスライスCTを導入したことで従来の装置に比べ、検査時間が短くなり、また3次元画像や別角度からの断面像が作成できるようになりました。
研究検査科
当院検査科では、2名の臨床検査技師が主に「検体検査」と「生理検査」を行っています。
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「検体検査」には、生化学検査、血液検査、免疫血清検査のように、採血した血液中の物質、成分がどれだけあるかを測定、または陽性・陰性を判定します。血清1mlで数十種類の検査を行うことが可能であり、検査項目数は1,000を超えます。他には、尿検査、微生物検査があります。
「生理検査」は、心電図のように心筋梗塞や心不全などの診断補助に、脳波検査は頭皮に電極を付けて患者さんからの電気的信号を記録します。
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また、御自身の検査結果だけを見た時に、その結果が基準範囲(正常値)にない場合、テレビなどで知った知識から不安になられると思いますが、食事、運動、年齢、性別等によっても検査値に変化・影響があります。決して自己判断されずに必ず医師に相談していただき、医師が総合的に見た診断を受けられることをお願い致します。
臨床検査技師は、病院の医療チームの一員として、患者さんがより早く快方に向われるようサポートする役割を担うとともに、正確に、かつ少しでも早く検査を行い、患者さんの治療に役立てるよう努めています。
栄養部門
栄養管理室では、入院・デイケア患者さんの食事提供と栄養管理及び栄養食事指導を行っています。特に長期の入院患者さんにも飽きの来ない、家庭的で美味しい食事を目標に掲げ、患者さんに喜んでいただけるよう、管理栄養士と調理師が協力し、行事食の要素を取り入れ、日々業務に励んでいます。
お食事について
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旬の食材を献立に取り入れながら、心のこもった手作り料理をメニューに盛り込み、1日3食(朝食7:30、昼食12:00、夕食18:00)をおいしく食べることができる温度で提供しています。
食事は一般治療食と特別治療食に分かれており、一般治療食には、トンカツやラーメンをはじめ、普段家庭で食べられる献立を提供しています。内科的疾患を伴う患者さんへは特別治療食(糖尿病食・脂質異常症食・高血圧食・腎臓食・肝臓食・潰瘍食等)や、きざみ、ミキサーといった形態を調整した食事も提供しています。
患者さんのの嗜好に合わせて、うどんやラーメン、焼きそば、スパゲッティといった麺メニューを多く取り入れています。また、一般治療食を提供している患者さんを対象に、2種類の献立から選ぶ選択メニューを実施しています。
栄養食事指導
精神疾患治療と併せて、規則正しい生活リズムと食生活の大切さや、お菓子やフルーツなどの間食について、わかりやすく具体的な指導を行っています。
- 個人栄養食事指導:入院・外来患者さん対象
- 集団栄養食事指導:デイケア患者さん対象
- 心理社会教室:急性期病棟患者さん対象
NST(栄養サポートチーム)
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低栄養などの栄養管理が必要な患者さんに、栄養状態や原因を把握し適切な栄養補給(経口栄養の支援、経腸栄養、静脈栄養など)を提言しています。NSTは医師・看護師・薬剤師・臨床検査技師・管理栄養士などで構成され、チーム全体で各職種より知識や技術を出し合い、最良の方法で患者さんの栄養支援をしています。